プロジェクトNo.1 NPO法人iitoko

必死で子育てしている家族の笑顔をなくさない!

“iitoko”の活動を始めたきっかけ
障害児を支援する制度は充実しつつありますが、家族を支えるしくみはまだほとんどありません。
iitokoの代表・浅香さんは、放課後等デイサービスに勤務する傍ら、おもちゃ図書館でボランティア活動をしていました。デイでは、子どもたちの様子は分かってもお母さんたちの現状がなかなか見えません。一方、おもちゃ図書館でお母さんたちがこぼす“困りごと”に耳を傾けたことで、母親へのケアの必要性を確信しました。

“実家”のような居場所に
外見で分かりにくい障害の場合は周りから理解されにくく、公共の場で大声を出したり暴れたりすると、周りから躾が悪いと思われてしまいます。
周りからの無理解を恐れて、家族は疲弊し、孤立し、生きることすら辛くなる状況に追い込まれていきます。
NPO法人iitokoは、そんな家族の想いに寄り添うために、ホッとできる居場所を民家を借りて開いています。年々利用者が増え、笑顔の数も増えてきました。
子どもの障害に気づいて受容するまでの道のりをともに歩み、将来の見通しを立てるお手伝いをする仲間が、iitokoにはたくさんいます。

家族の“こうだったら~”の願いを叶えるお手伝い
障害児を育てる家族の“こうだったら~”の願いを叶えるお手伝いをすることで、子育てを少しでも楽にしたい。そんな思いから、さまざまな事業を展開しています。
「iitokoキッチン」は、障害児親子だけでなく地域の人も参加する“子ども食堂”の役割も兼ねています。曜日によっては不登校の子も参加して食堂運営のお手伝い。いろんな人のあったかい“居場所”になっています。
このほか、子育て中の母親を対象とした「いいとこ塾」などの研修や、ヘアカットが苦手な発達障害児向け「iitokoカット」も好評です。
これからも、柔軟に、いろいろな声に寄り添っていきます。

エントリー団体基本情報

2020年10月14日

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