助成先団体からの「成果報告」を掲載します。
詳細は団体が作成した「活動成果報告書」をダウンロードしてご覧ください。
助成概要
助成名 | 今ある活動を「そだてる」助成 |
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団体名 | NPO法人 エンパワメントぐんま |
事業名 | 子育てくつろぎカフェ |
助成額 | [2020年] 250,000円 [2021年] 220,000円 [2022年] 210,000円 |
課題認識・解決の目標
<課題認識>
社会が急激に変化し、ひとり親家庭は年ごとに増える現状がある。ひとり親家庭の中でも母子世帯の年収は父子世帯の半分以下という現状がある。シングルマザーは低賃金で働き子育てと仕事の両立に追われていて経済的、精神的に余裕が持てない生活を送っている。支援を受けたり、相談に行く余裕が持てない生活で孤立を深めている人たちがいると思われる。また、ひとり親では子どもをきちんと育てられないという、社会からの「偏見」から自らシングルであることを明らかにできなかったり、子育てに失敗しないようにあえて子どもに厳しく接している母親もいると思われる。また年齢的に正社員になれなくて非正規雇用で働いている人も多い。地域でもシングルマザーへの子育て支援のしくみ作りは成されていない。
<解決の目標>
孤立しているシングルマザーが気軽に訪ねてこられるような居場所作り。同じ立場の人が集まって日頃の悩み等を話し合えるような居場所を提供する。また行政の補助金等の情報提供やこれからの生活に必要となるような講座の提供。参加者の方たちが自立に向かっていけるような事業の展開。社会に向けてのシングルマザーへの理解のための啓発をしていく。
総括
コロナ禍の中での事業であったが、毎年実施回数を増やすことができた。
延べ参加人数も令和2年実施は大人55名、子ども57名だったが令和4年実施は大人82名、子ども89名に増えてきた。
シングルファミリーの居場所として定着できた。
(詳しくは「成果報告書」をご覧ください。)